電話回線の品質チェックについて |
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- ユーザの皆様の中で、接続が途中で切断してしまうとか、なかなか接続できない 接続できても 接続速度が低いといった問題でお悩みの方は、NTTの故障診断サービス係りで、ご自分の電話回線の品質をチェックしてもらって下さい。
- シリアルポートの 接続速度を 38400迄 落として見てください。
- モデムの 追加コマンド(ats9=6s10=60)を 設定して見てください。
方法としては 2つ有ります。
- アクセサリーの中の ハイパーターミナルから ハイパーターミナル起動 ー>コマンドを 打ち込む at -> リターン
- ルイスネットのアイコンのプロパティで 設定 ー> 接続 ー>詳細設定 ー>追加設定に 書き込む
- 但し コマンドに対応していない モデムも有ります。
※ 接続速度を 上げたい時は ( ats91=2)
- NTTの故障診断サービスの電話番号は、
113 または、0120−000−113 です。
- 上記に電話をかけたら、
ループバック抵抗を計ってもらいましょう。
<ループバック抵抗について>
- ループバック抵抗とは、ご自分の電話機から、NTTの交換機までの間の電気的抵抗の値です。この値は、0〜1.3kまでが正常値で、小さい値ほど品質が良く、1.3kを越えるときは、NTTが修理してくれます。電話線も年月が立つと劣化しますので、モデム等を使用するなら、一度測定してもらうと良いと思います。
- 1.3kという値は、電話で話しをするのに差し支えない程度の品質を意味しています。一般的には、0.8k以下だそうです。しかし、交換機までの距離が遠いとか、途中の電話線が古い等の理由により、それ以上の値になってしまう事も多々あるそうです。
- 最近のモデム通信では、28.8kや、33.6kと、とても高速な通信をしますが、電話回線の品質は、9600程度までの通信速度しか考えていないそうです。ですから、ループバック抵抗値が1k近くある時、なかなか高速通信がうまくいきません。その時は、通信速度を下げてみましょう。
- もし、ループバック抵抗値が高く、高速通信ができない場合には、ISDNに切り替えれば、高速通信が可能になりますので、NTTに相談してみましょう。今は、安い値段で、切り替えられます。